新二年生も必読。失敗しないDAW選び【アドベントカレンダー14日目】

新二年生も必読。失敗しないDAW選び【アドベントカレンダー14日目】

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こんにちは、新入生の皆さん。49代midiの大島公望ことkoboです。あっ……逆だったkoboこと大島公望です。
本日、4/12のテーマはずばり「dawソフト」。アドベントカレンダーというこの企画、一応新入生向けではありますが、そろそろstudio oneに限界を感じてきた二年生の諸君も、このクラスで一番の美人の隣を狙っているあいつもこいつも、もしダメならもうグレちまうこの僕も、もちろん当の美人本人も、カッチョイイ曲をぎゅんぎゅん作りたいのならば必読です。

<dawを選ぶにあたって>
世の中には数多くのdawが存在しますが、音楽制作をするにあたって、それに必要な諸機能というのはなんだかんだで重なり合う部分が多く、あるソフトだけ「このdawめっちゃ使いづらいねん。製作者、豚に食われて(禁則事項です)ねや!」といったことはありません。様々な操作方法の違いはありますが、最終的には慣れがものを言うでしょう。
<失敗しないdaw選び>

特別使いにくいdawなど存在しないと言っても、人によってやはり選ぶべき基準というものはあります。

・windows向けなのかmac向けなのか
・バンドル(同梱)しているプラグイン(daw上で動くソフト。エフェクトをかけたりできる)、音源はどんなものがあるか
・お値段は?
・どんなジャンルが得意なの?
・ぼ、ぼくはこのクラスで一番の美人のあの娘とおそろいのdawが使いたいな。デュフフw

など自分にあったdawを選べることが明るい作曲生活の第一歩です。

<dawグレード>
dawの多くにはグレードが存在し、価格も求めやすくなりますが、下位互換になるほど機能が制限されて行きます。たとえばcubaseならば最上位のpro、中位であるartist、下位のelementの三グレードがあります。

・扱えるトラック数に限界がある
・音源やプラグインが上位機種より少ない
・小節数に限界がある

等々……。ぼくとしては「本格的にやるつもりないし下位や中位で良いかな」などと言わず、ぜひ最上位グレードの購入をご検討いただきたいです。というのもこれらの機能制限は確かに最初の内は気にならないですが、効率の悪さを考えると長い目で見たときあまり良い影響はありません。例えば録音したボーカルのピッチ補正機能がミドルグレード以下にはありませんでした。本来なら少ない回数で済んだでレコーディングを何度も何度もやり直しました。これでは楽しいはずの音楽作りでストレスが溜まって禿げます。逆に言えば最初の内から快適に動作するソフトで作曲をしてもらえれば曲作りの楽しさにいち早くのめりこめることが期待できるのです。また、近年、dawソフトの値段は以前に比べて下降傾向にあり、少し前なら10万円はした最上位グレードも今では6万円ほどで手に入ります。dawは一度手にすればよっぽどのことがない限り長く使うものです。お財布と相談しつつもなるべく妥協のないソフト選びを前提としてください。また上位版への有償アップグレードがほとんどのdawで実施されています。これは、下位版を購入したユーザーに特別価格で上位版を提供するサポートです。利用しない手はないでしょう。

では以下有名なdawの紹介です。

CUBASE
(対応os:mac/win)
ぼくもyokohei先輩(midi研のボス)も使っているdawソフト、現在ver8まででているようです。
特徴としては、後に紹介するLogicと並び、全daw中、屈指の汎用性の高さを誇ることです。CUBASEがあればDTMに必要な一連の作業はこなせます。また、全世界規模的にユーザーの数が多いので、将来他のクリエーターとコラボする機会があった際、データのやり取りが非常に楽になることでしょう。加えて、標準でバンドルしてあるプラグインが豊富かつ良質なのもcubaseの特徴です。
最新型にはコードを予測する機能がついているようです。メロディに和音(コード)を付ける、あるいはその逆は曲を作るうえで基本ですが、この機能はなんと’起点となるコードに関連するコードを表示する’すなわちコード進行を作るにあたって、あるコードの次のコードを予測してくれるというものなのです。従来よりもはるかに短い時間で曲を作ることができるので、余った時間でクオリティの向上に努めたり、また別の曲作りに移ったり、お茶飲んだり、ゲームしたり、本読んだりできます。ここまで読んだ賢い皆さんならよくわかりますね?後述のほかの有象無象のdawの紹介を読んでる暇があったら、今すぐお金をおろして楽器屋さんに行ってCUBASE8を購入しましょう。All you need is CUBASE.All you need is CUBASE.(←ビートルズのあの曲に乗せて)。
しかし、ここまで完璧な我らがcubaseですが、実は弱点があります。さっきから「でも、お高いんでしょう?」と思っっていたそこのあなた。そうです、お高いんです。およそ6万円。また、重たいソフトなので、pcが貧弱だと落ちます。ソフト代プラスcubaseを動かすのに足る性能のpc……合わせると恐ろしいですね。ですが、この値段も性能の高さの証明と思ってください。新入生の皆さんに置かれましてはmisに加入してちょっともすれば高クオリティの曲を作る先輩の多くはcubaseを選んでいることに気が付くはずです。彼らが、これだけの出費にかかわらずなぜcubaseを選んだのか、その理由はcubaseを手にすれば自ずとわかるはずです。

cubaseのもっと詳しい情報はこちら(http://japan.steinberg.net/?id=7644)
LOGIC/Garage band
(対応os:mac)
現在、verX(10)まで出ているようです。悪の秘密結社「禁断の果実」に魂を売った可哀想な人たち……もといmacユーザー向けのdawです。高機能かつ低価格、このソフトがある以上macユーザーにとってcubaseを選ぶ理由がありません。たとえば「演説中に銃撃されたけど、胸ポケットに入れておいたcubaseのおかげで一命を取り留めたよ」くらいでなければ……。
最大の特徴はcubaseに比肩しうる汎用性の高さと性能でありながら、とってもとっても安いことです。その価格なんと¥23800!(App store)。プラグインの数や質もcubaseと並び称されるようです。また、このソフトの下位verであるGarage bandは無料dawでありながらdtmに必要な機能を一通りそろえているので、macユーザーは初めのdawはGarage bandを選んでもいいかもしれません。

LOGICのもっと詳しい情報はこちら(https://www.apple.com/jp/logic-pro/)

 

PROTOOLS
(対応os:mac/win )
現在はver12まで出ているようです。楽器が弾ける人たちはぜひこれも選択肢の一つに加えるべきだと思います。録音主体の曲作りをするならprotoolsです。このソフトは設計理念の段階でdawとオーディオI/Fのセットで考えられたシステムらしいので、オーディオI/Fが最初から付属してきます。そのためdegidesign社(とその系列会社)以外のオーディオI/Fがつかえません。これは一見デメリットのようにも思えますが、オーディオI/Fとdawの相性に悩む必要がないと考えればメリットでしょう。また、上位グレードへのバージョンアップの際、メーカーによる下取りのような形でオーディオI/Fのアップグレードというのもやっているようです。
最大の特徴は業界標準であること。現在はどこのレコーディングスタジオでもProtoolsを使用しているはずです。作った楽曲データをそのままレコーディングスタジオに持ち込めるため、プロの作曲家や編曲家も多くprotoolsを選んでいるようです。プロ仕様、業界標準のdawで作曲……あこがれませんか?
しかしながらProtoolsはAAX形式のプラグインを採用しており、VST形式のプラグインに対応していないというデメリットもあります。
今年一月にProtools12とともにProtools Firstという無料版のProtoolsが発表されました。Protools購入をご検討の方は購入前に使い心地を確かめてみましょう。

Protoolsのもっと詳しい情報はこちら(http://www.avid.com/jp/products/family/pro-tools)

 

ABILITY(SINGERSONGWRITER)
(対応os:win)
ABILITYはSINGERSONGWRITERの後継dawです。特徴は何といっても初心者に優しい機能がもりだくさんなこと。コードの自動生成や自動伴奏機能(例えば鼻歌を歌うと伴奏を付けてくれる)がついており、国産dawであるため用語の表記が平易でわかりやすいというのも評価されているようです。他にはMIDI入力とスコア入力がしやすいなど、とことんdtm初心者もとっつきやすいという点が評価されているようです。価格は47000円。cubaseシリーズの中位グレードより1万円ほど高いですが、新入生で有料dawを購入したい人がいるなら正直cubaseではなく、まずこれを推奨します。また音源としてKOMPLETE ELEMENTSがバンドルされているのも魅力。この音源、普通に買ったら6280円します。もちろんとても優秀な音源であり、音質も十分です。

ABILITY(SINGERSONGWRITER)のもっと詳しい情報はこちら(http://www.ssw.co.jp/products/ability/index.html)
KOMPLETE ELEMENTSのもっと詳しい情報はこちら(http://www.native-instruments.com/jp/products/komplete/bundles/komplete-8-elements/)
FL STUDIO
(対応os:win)
ベルギーのImageline社製。現在はver11まで発売されているようです。クラブミュージックを作るのに特化したdawです。これを紹介しなかったらyukitaka(49代midi)くんやmelton(48代midi)先輩に絶交されそうだから紹介したなんて口が裂けても言えませんが、そんなしがらみなど関係なく優秀なdawのようです。基本的にループ素材編集型の作曲方法になりますが、midiシーケンサー機能もついているため自由にメロディを作ることもできます。またこのソフト最大の魅力は、三万円に満たないという低価格な上、一度買ってしまえばそれ以降のバージョンが出るたびに無償でアップグレードしてくれるという太っ腹のサポートです。チョコレートばっか食べてると腹が太くなるんですね。褒めてるんですよベルギー。このソフトはyukitakaくんやmelton先輩などmis内にも愛用者がいるので、操作でわからないことがあれば彼らを頼れるというのもアトラクティヴな点ですね。

FL STUDIOのもっと詳しい情報はこちら(http://hookup.co.jp/products/imagelinesoftware/fl11.html)

 

SONAR
(対応os:win)
Logicがmacユーザー御用達のdawであるのに対し、こちらはwindowsネイティヴのdawというのを謳い文句にしています。最新種はX3(13でしょうか?ナンバリングはよくわかりませんでした。ごめんなさい)最大の売りは最初からバンドルされているプラグインが非常に充実している点です。二年生の皆さんAddictive Drumsが最初から入ってるんですよ!?金物の音がとてもきれいなあれです。EZdrummerより全然高いあれです。他にはLounge Lizard Session(eピアノ)、Strum Acoustic Session(aギター)、Overloud TH2 (アンプ)など、こう見てみるとバンドサウンド特化のバンドルソフトが多いですね。またピアノロールでの打ち込みがやりやすいので、楽器を自分で弾かないで曲作りをする人に向いているかもしれません。レコーディング、ミックス、マスタリングなどdtmの作業における網羅性の高さはcubase、Logicと同じですが、SONARは他のdawの良い点を取り込んでいることで有名なようです。

SONARのもっと詳しい情報はこちら(http://tascam.jp/product/sonar_x3/)

<アカデミック版について>
dawソフトの多くにはアカデミック版という国内の教育機関従事者及び学生向けに価格設定された廉価版があります。1万円から2万円安い値段でありながら、正規版と機能の違いはありません(サポートに違いがあることがあるので各自確認お願いします)。学生証を提示すれば購入できるのでどうぞご活用ください。

<終わりに>
ぼく自身ここに紹介したdaw全てに触れているわけではないので、もしかしたら見当はずれな評価を下してしまっているものもあるかもしれません。mis内で、興味を持ったdawを使っている先輩を探していろいろ聞いてみるといいかもしれないですね。もちろんこれ以外にも、dawソフトはたくさんあります。dawソフトごとに得意なことが違うので、自分が作りたいジャンルに合わせて自分なりに調べてみるのもいいでしょう。

それでは、あなたの作曲ライフが充実したものとならんことを。

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