「創作」と「創作」【新歓ブログリレー2016 16日目】

「創作」と「創作」【新歓ブログリレー2016 16日目】

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49代MIDI研会長のみるくです。みるくは平仮名です。よろしくお願いします。

さて、みすの各新歓講座を受けてみすに入ろうと決めた人、創作意欲が高まった人が多数いると思います。今回の記事は創作活動における作品の考え方について、短く話していきたいと思います。曲の作り方については2015冬のアドベントカレンダーに記載してあるので、そちらも是非参考にしてください。

主にイラスト、楽曲、プログラムに言えることですが、作品は大きく分けて2つに分けることができます。
・自分の求めるもの
・他者が求めるもの
の2種類です。
前者は発表会に向けた作品や企画とは無関係の作品に多いです。逆に後者は主に企画で用いられる作品のことを指します。
何が違うのか、例をあげて説明します。

前者は、どう見てもリンゴにしか見えないイラストに「バナナ」というタイトルが付いていても、「なるほどそういう解釈もあるのか」となり、そこに「いやお前それどう考えてもバナナじゃねえよ」と意見をもらっても、作者がバナナと思ったらそれはバナナなんです。個人の解釈の問題ですので、別に書き直す必要もないし、タイトルを直す必要もありません。

後者は全く状況が異なります。企画で「リンゴの絵が欲しいからリンゴ描いて」と言われたとしましょう。そして書き終わったイラストが誰が見てもバナナにしか見えなかったら、そのイラストは描き直すか、「これはリンゴなんだ」ということを納得させるかの2択になります。依頼者の意向に沿ってないからです。たいてい書き直します。

「そんなこと当たり前だろ」と思う方がほとんどだと思いますが、この2つは作品に対する考え方も大きく異なってきます。自分で求めるものを作った際は、どれだけ他人に批判されたり文句を言われても決して相手にしてはいけません。上手下手の概念などなく、自分が満足するものを作ってるだけですからね。昔の偉大な芸術家が描いた抽象的な絵を見ても、私のような素人が見たらただインクが散乱してる絵にしか見えなかったりします。対照的に、他者が求めるものは、双方が納得いくまで議論する余地があります。企画長に描き直しを命じられたら、何がいけなかったのかしっかり企画長に聞いて、もう一度描き直す必要があります。そこで突っ返されたからといって腐ってはいけません。依頼を受注した以上、最後までやり遂げる義務があります。どうしても納得がいかないのなら、しっかりその意思を伝えましょう。そして発注した方は自分の求めるものを伝える義務があります。否定だけして終わってはいけません。

さて、なぜ私がこんなことを書いてるかと言いますと、今後他者の求めるものを作る機会が増えるからです。みすに所属し、企画に入った場合はもちろんですが、外部委託、コンペへの参加等、同じ状況は無数に存在します。そこではほとんどの場合で「自分の求めるもの = 他者の求めるもの」は成り立ちません。自分がバナナだと思っても、相手にとってはリンゴにしか見えないことがたくさんあります。そういうときはしっかりお互いに意見を言い合って、1番両者が納得のいく形で終わらせましょう。自分の価値観を押し付けたりすることだけはあってはなりません。

堅苦しい話が続きましたが、要するに「個人制作と共同制作は違う」ということです。しかし、目的や状況によっては例外もありますが、どちらにも「より良いものを作りたい」という思いは共通しているはずです。そのプロセスはその場によって異なるので、目標を明確にして、最善の選択をするよう努力していきましょう。

めっちゃ文章が堅苦しいですが、「そういう考え方もあるのねふーーーーん」ぐらいに捉えてくださいお願いします。

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