アナログ画材紹介【カウントダウンカレンダー2017冬9日目】

アナログ画材紹介【カウントダウンカレンダー2017冬9日目】

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こんにちは、52代CG研のまつりと申します。今回はアナログイラストに使用する画材をいろいろと紹介していこうと思います。「アナログ絵って何使うの?」「描いてみたいけどよくわからない」という方のお役に立てれば幸いです。

今回紹介するのはこちら

①カラーペン②透明水彩③アクリルガッシュ/アクリル

です。個人的に手を出しやすいと思うものを選んでみました。早速見ていきましょう。

カラーペン

普段講義でノートをとる時に使う方もいるのではないでしょうか。ペンやマーカーは1番身近な画材かなと思います。文房具売り場に行くと色んな種類のカラーペンが置いてあってついつい集めてしまいます。私が持ってる中で多かったのはMILDLINERシリーズとPLAYCOLOR2シリーズでした。

 

ちょっと絵を描いてみました。3色以上重ねると紙が耐えられずケバケバしてしまうので軽めに色をのせてます。
MILDLINERは一般的な蛍光ペンと比べて色が柔らかかったり少し暗かったりします。かわいい。PLAYCOLOR2は鮮やかな色が多いです。これもかわいい。
デジタルでいうと混色無しのマーカーペンって感じの塗りです。そのまんまですね。シンプルな絵柄にぴったりの画材だと思います。逆に厚塗りのように形をごりごり描く絵柄は難しいかもしれません。
水性のペンだと水に溶けるので、筆でぼかせば肌などのふわ~っと見せたいものも描けます。(上の絵はぼかすの忘れてました)

使用画材:MILDLINER PLAYCOLOR2

透明水彩

私が大、大、大好きな画材です。水を付けた筆で絵具を溶かして描きます。一度固まっても水をれば溶けるので固形で売ってたりもします。まずは水彩がどんな感じなのかお見せします。

上は絵具量と水分量を調節して濃←——-→薄って感じになるようにしたものです。右から二番目を見てもらうとわかりやすいですが、水彩は塗りのふちが濃くなります。デジタルでも水彩境界とかありますね。

水彩は全部話すと長くなりすぎるので、ここでは大きな特徴を二つご紹介します。

一つめ。絵具が乾かないうちに色を少しだけ混ぜると左のように境界が滲みます。綺麗ですね。自分が想像しなかった滲み方をすることがあってとても面白いです。
二つめ。絵具が乾いてから上に色を重ねると下の色が透けて見えます。綺麗ですね。紫色に塗りたいとき、パレットの上で青とピンクを混ぜて塗るのと乾いてから色を重ねるのとでは印象が結構違います。

実際の絵ではこんな感じで使います。

水彩は適当に塗ってるだけでも色ムラができたり滲んだりして、手軽にそれっぽい絵が描けると思います。ふわ~っと塗って淡い絵を描くのもいいですし、色を重ねていくと深みが出て綺麗なのでゴリゴリ塗るのもアリだと思います。可能性無限大!素敵!

使用画材:ホルベイン透明水彩

アクリルガッシュ/アクリル

水彩と同様に絵具に水をつけて描きます。水彩とは違って、一度固まると水には溶けません。絵具のついた筆を放置したら固まって筆がダメになっちゃった、なんてこともありました。(片付け大事)またどんな感じなのかお見せします。

水彩と比較してみました。アクリルガッシュとアクリルを同じ項目にしたのは、両者が似てる絵具だからです。どちらもふちが出来たり滲んだりはしません。水を多めに含ませると似た感じになりますが(右側)、水を減らすと水彩よりもべた塗りっぽい感じになります(左側)。

アクリルガッシュとアクリルは似ていますが違いもあります。

もじゃもじゃを描いて上からそれぞれを塗ってみました。左側がアクリルガッシュで右側がアクリルです。ガッシュ側の方がもじゃもじゃが隠れて見えるのがおわかりでしょうか。ガッシュはアクリルと比べ、不透明度が高いのが特徴です。透明度だけでざっくり言えば、ガッシュは不透明、水彩は透明、アクリルはその中間の半透明って感じですね。

もう少し描いてみました。

 

上がガッシュ、下がアクリルです。ガッシュが不透明でアクリルが半透明って感じが伝わるでしょうか。写真見てなんか違うんだな~と思っていただければと思います。

ガッシュはデジタルの混色無しのべた塗り系筆に似ています。ぱっきりした絵柄やデザイン系の絵を描くときにぴったりだと思います。水っぽくしても塗れますが私はうまく扱えないです。アクリルはべたべた塗る時は混色ありの厚塗り系筆に似ています。ゴリゴリ塗れます。一方で水を多めにするとあまり滲まない水彩って感じにもなるので、薄く重ねてふんわりした絵を描くこともできます。

実際の絵ではこんな感じ。

使用画材:ターナーアクリルガッシュ/アムステルダムアクリリックカラー

大事なこと

アナログで絵を描く際、意外と大事になってくるのがです。いい紙を使って画材本来の力が発揮されると、絵の見栄えもぐっと良くなります。水を含む画材で絵を描く際の目安として、コピー用紙は破れるかも、ルーズリーフやクロッキー帳でギリギリ、画用紙で安心というイメージがあります。なるべく画用紙を使うのをおすすめします。欲を言えば、水彩など水をばしゃばしゃ使う場合は、もっと分厚くて水を吸収してくれる紙がいいです。ふちや滲みがとてもきれいに出ます。「水彩紙」って名前のついてる紙なら大体大丈夫ですが、おすすめは「ワトソン紙」という紙です。お手頃価格でしっかり描けます。
アクリル系をべたべた塗る場合は紙ではなくキャンバスを使うのもおすすめです。さらにガラス・布など割と何にでもくっつくので立体物の着色にも使えます。幅が広がりますね。

 

さいごに

ここまで読んでいただきありがとうございました。感覚的な部分が多くて読みづらかったかもしれません。すみません。今回紹介した画材は世界堂や大きめのLOFT、東急ハンズなどにいけば見つかるので気になったら立ち寄ってみてください。メーカーは色々ありますがお財布と相談して適当に、迷ったらここに書いてあるものをどうぞ。

アナログ絵はCtrl+zもレイヤーも使えず不便でめんどくさいですが、自分で筆を動かす感触や偶然生まれる効果への感動はアナログならではのもので、私はそれがとても好きです。この記事がデジタルで絵を描く際の肥やしになれば良いなと思いますし、アナログ絵に興味を持っていただければとてもうれしく思います。

これでこの記事は終わりです。
明日はUENくんが音と波形と重ね合わせについて話してくれるそうです。おたのしみに~。

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